第15話 若狭から越前へ

ガラシャ

さて、若狭に逃げてきた光秀と足利義秋ご一行様。ところで若狭ってどこですか?


憲三郎先生

若狭は今の福井県南部(嶺南地域)から敦賀市を除いた部分です。


ガラシャ

近江から若狭は大変な距離でしたね、この後はどうするんですか?


憲三郎先生

この後越前の朝倉義景の元に向かいます。


ガラシャ

若狭も越前も今の福井県ということはお隣ですね!当初の予定通りになって光秀はほっとしたかもしれませんね。朝倉義景の元に行くということは・・・あれ?朝倉義景は福井のどの辺に住んでいたんですか?


憲三郎先生

朝倉義景の居城は一乗谷城です。今も福井県福井市城戸ノ内町に城下町も含め遺跡として残っています。


ガラシャ

光秀は越前に戻ってきたらまた黒坂備中守の元に帰るのでしょうか?


憲三郎先生

光秀が越前に戻ってきた後どのような役職に就いたかの史料はまだ見つかっていません。ただ、「東大味の土居之内というところに光秀が住んでいた」という伝承が残っています。


ガラシャ

あ!福井に残る伝承の二つ目ですね。東大味はどの辺ですか?


憲三郎先生

東大味という場所は一乗谷のはずれにあります。


ガラシャ

一乗谷の近くに住んでいたんですね。やっぱり朝倉義景の元に戻ったのでしょうか?


憲三郎先生

いいえ。朝倉義景の直臣であれば一乗谷の中に住んだりどこか砦を任されたりするでしょう。おそらく光秀の立ち位置は足利義秋の家臣の細川藤孝の家臣だったのではないかと思われます。


ガラシャ

派遣されて気づいたらそのまんま派遣先に就職していたみたいな状況ですね・・・。


憲三郎先生

そうですね。


ガラシャ

なんか光秀がとても仕事に振り回されているみたいに見えてきました。よくあることだったんですか?一乗谷ってどんなところなのかも気になります。


憲三郎先生

ではそれは次回お話ししましょう。


ガラシャ

楽しみです。

”足利義秋は無事六角氏から逃れることができました。
ひとまず越前で隠れましょう。”

 
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