第22話 番外編 幕府と武家

ガラシャ

幕府と武家って歴史の話だとよく出てきますけど時々わからなくなるんです。どっちが偉いんですか?

憲三郎先生

この時の日本国はイメージとしては小国家の集まりと考えたほうがわかりやすいかもしれません。武家とは武士一般をさす言葉ですが、その代表として幕府のことを武家とよぶこともあったようです。

ガラシャ

幕府と武家は同じことだったんですね。天皇はどんなことをしてたんですか?

憲三郎先生

天皇は主にまつりごとをするのが仕事です。政(まつりごと)と書きますが、だんだん政治からは遠のき神事に傾いていきました。その他には暦を定めたり征夷大将軍などの位を任命したりしていました。

ガラシャ

幕府はどんな存在だったんですか?

憲三郎先生

幕府は小国家の長である武将をまとめる機関です。天皇・公家が文系なら幕府・武将は体育会系ですね。本来は武将より幕府のほうが偉く武将に号令を出すことができました。しかし将軍の武力がだんだん弱くなり権力が無くなってきていました。

ガラシャ

小国家の長・・・。そうなると武将は王様というイメージでしょうか?

憲三郎先生

そうですね。しかし小国家ごとに領土争いや権力争いが絶えず起こっていました。戦・和睦・同盟などはよく出てくる言葉ですね。

ガラシャ

なんで武将は戦うのでしょう?

憲三郎先生

隣国から攻められる恐怖・戦いに勝ちたい・大国家のほうが安定するから自国を大国家にしたい・大国家のほうが戦った時に有利などさまざまな理由があると思われます。大きなものから小さいものまで戦う理由というのはとても難しい問題です。

ガラシャ

そうですよね。攻めに行くだけが戦じゃないですもんね。攻められたら守らないと。

憲三郎先生

誰もが自分の国を守るために必死だったのは確かでしょうね。

ガラシャ

やっぱり大きい国の武将は偉かったんですか?

憲三郎先生

当時は畿内が首都圏のようなもの畿内を治めたものがすごい武将とされていました。

ガラシャ

畿内は今の京都南部・奈良・大阪東のあたりでしたよね?天皇が居たり幕府将軍が居たりそれだけ重要な場所だったんですね。そうなるとよく聞く天下人ってなんのことですか?

憲三郎先生

天下人は畿内はもちろん日本国を治めた者を指します。

ガラシャ

この時の日本国は今と同じですか?

憲三郎先生

この頃はまだ北海道と沖縄は別の国でした。青森から鹿児島までを日本国と言っていました。

ガラシャ

では今の平和な日本を見たらきっと光秀は驚くでしょうね。

憲三郎先生

そうかもしれませんね。

”幕府のあり方や武家の勢力が目まぐるしく変わっていく
それがこの時代だった”

 
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