第29話 浅井長政裏切る!?そのとき浅井さんに何が?どうして寝返った?

ガラシャ

浅井長政は織田信長と同盟関係だったのに織田信長を攻めることにしたんですね。


憲三郎先生

14話で少し触れましたが、浅井氏は代々朝倉氏と同盟を組んでいたので織田信長との同盟を結ぶ際に「朝倉への不戦の誓い」をたてたのですが、織田信長が越前を攻めたので同盟は効力を無くしたのかもしれません。


ガラシャ

確か浅井長政は近江の北側を領地としていたのですよね。


憲三郎先生

そうです。なのでこの時点で織田信長と幕府の連合軍は窮地に追い込まれたことになります。


ガラシャ

確かに。越前に向かっていて木ノ芽峠のあたりだと、真後ろがちょうど北近江です。織田信長は浅井長政を警戒していなかったんですか?


憲三郎先生

史料には「浅井が背いたのは誤報であろうと思った」とあるので縁戚関係でもある浅井長政を警戒していなかったものと思われます。


ガラシャ

同盟を結ぶにあたって織田信長の妹のお市の方がお嫁に行ったんですよね。女性としてそれが戦国時代の生き方だったとはいえ・・・。なかなか辛いものですね。


憲三郎先生

そうですね。お市の方からすれば兄と夫が戦うのは辛いでしょうね。


ガラシャ

それもありますが、”織田家の為の同盟”を結ぶ為にお嫁に行ったのにその同盟が崩れてしまってそして織田家の・・今は幕府軍もですがピンチになっているというのはきっとさぞかし辛いものだと思います。
・・もちろん想像なのですが。


憲三郎先生

そうゆう視点もあるのですね。


ガラシャ

ところで、戦国時代にはこういう裏切りとか、謀反はよくあったことなんですか?


憲三郎先生

よくあることというと殺伐としたイメージになりがちですが。大前提として武将は誰もが自分の一族を守り生き延びる為に戦っていました。時に手を取り合うこともあったでしょう。ですが、それも生き延びる為の手段なんです。


ガラシャ

手段と目的・・。難しいですね。でも戦いに負けても必ず殺されるとも限らないですよね?


憲三郎先生

そうですね。降参し撤退したり、降伏した場合には必ずしも、というわけではありませんでした。しかし手放しで信用される訳ではありません。婚姻を結んだり、人質をとったりもしました。


ガラシャ

・・・それでもさらに裏切ったりしちゃうんですか?十分殺伐としている気もしますが・・。どうしたら戦いは終わるんですか?


憲三郎先生

戦国時代の戦は大将の首を取ったら終了します。言い換えると大将の首を取らなければ終わりません。一度戦になっていても決着がつかず何年もずっと関係の悪いまま・・・ということもあります。


ガラシャ

すると?


憲三郎先生

敵の敵は味方という状況が生まれて時に大きな勢力になったりもします。


ガラシャ

なんだか難しくなってきました。


憲三郎先生

戦いが戦いを生み、また新たな戦いが始まる。だから後世の人はこの時代を戦国時代と呼ぶのかもしれませんね。

”浅井長政は織田信長が越前(朝倉氏)を攻めたので裏切った。”

 
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