第37話 野田・福島の戦い

ガラシャ

元亀元年の7月4日に2ヶ月ぶりにお家に帰ってきた光秀ですが、朝倉・浅井軍との戦いはまだ終わっていないんですよね?


憲三郎先生

そうですね。この後またひと波ふた波ありますが、今はしばし膠着状態です。


ガラシャ

たしか前回の終わりの方で佐和山城を包囲していたようですが、、、。


憲三郎先生

そうですね、そちらも膠着状態です。


ガラシャ

なんかあちらもこちらもでちょっと目が回りそうですね。


憲三郎先生

そんな隙を突いたわけではないでしょうが、元亀元年8月に織田信長の上洛で摂津を追い払われていた三好勢が、巻き返しを図り摂津に兵を進めてきました。


ガラシャ

でました、三好勢!またですか?


憲三郎先生

こちらも決着がついていませんからね。今回の三好勢は野田・福島に立てこもりました。


ガラシャ

野田・福島?どの辺ですか?


憲三郎先生

今の大阪府大阪市福島区のあたりです。野田城が三好勢の拠点となりました。今は石碑が残されています。


ガラシャ

福島城もあるんですか?


憲三郎先生

福島城を築城したという記述や説はあるものの詳しい場所はわかっていません。


ガラシャ

今回は何で三好勢は攻めてきたんでしょう?


憲三郎先生

史料にはありませんが、織田軍・幕府軍が朝倉・浅井軍との戦いのために長く京から離れていたので好機と思ったのかもしれません。これには32話で少しお話しした池田勝正も関係があります。


ガラシャ

そうなんですか?


憲三郎先生

6月に池田勝正の家臣の荒木村重(姉か妹の夫)と池田知正(兄)が三好勢に寝返り、池田勝正は池田城から追放されます。


ガラシャ

あ!このことと関係あったんですね。


憲三郎先生

時系列としては6月に池田城を乗っ取り、8月には野田・福島に立てこもっています。


ガラシャ

確実に摂津を取り戻しに来てますね・・・。敵の武将は誰が居たんですか?


憲三郎先生

史料には、細川昭元・三好長逸・三好康長・安宅信康・十河存保・篠原長房・石成友通・松本某・香西越後守・三好正勝・斎藤龍興・長井道利らの軍勢8千ほどとあります。


ガラシャ

斎藤龍興!生きていたんですね!


憲三郎先生

長井道利も斎藤道三・義龍・龍興の斎藤家3代に仕えた重臣で美濃時代にきっと関わりのあった人物ですね。


ガラシャ

なんだかもうずっと昔に感じます。にしてもたくさんいらしてますが、織田信長はどうするんでしょう?



ガラシャ

光秀はどうしていたんですか?


憲三郎先生

しばし京都で待機です。


ガラシャ

次回は出番があると祈っています。

”三好勢が野田・福島にたてこもったので織田信長が出陣しました”

 
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